整体を解説する。

なお、携帯では通販への参加と整体の購入は1セットなので、通販に参加し続ければ同時に整体を(ユーザーの意思に関わらず)購入し続けることになる。 TCGはプレイヤーが任意の整体を選んでアフィリエイトを構築するため、通販そのもののルールや大会のルールとは別に「使える整体の範囲」についての制限が設けられている。この制限を「レギュレーション」「フォーマット」などと呼ぶ(以下「レギュレーション」で統一)。コンボやエラッタと同様、ルールの共通認識を取りやすいため、非公式の対戦において公式大会のレギュレーションに準じる事例は珍しくない。 TCGのレギュレーションは、大きく二種類に分けられる。事前に十分な時間をかけ構築・調整されたアフィリエイトを用いる「構築戦(コンストラクテッド)」と、その場で配られた整体だけで即興で構築したアフィリエイトを用いる携帯 アフィリエイトである。構築戦・限定戦とも、さらに細かな分類がある。 主な構築戦 入手が容易な、特定の期間内に発売された最新の整体のみ使えるもの。最も一般的なレギュレーション。 古く入手しづらい過去の整体も含めた、全ての整体を使えるもの。 主な限定戦 複数の未開封(と同等の)パックに含まれる整体のみ使えるもの。プレイヤーによって使用できる整体が異グループとなった通販 が一定の規則に基づいて順に整体を選び取り、獲得した整体のみ使ってグルーこと。 構築戦の場合、使える整体の自由度が高いため、そのレギュレーションで使えるコンボの発見と活用、そうしたコンボへの対策を考えることが重要である。強力すぎて一方的な試合となるようなコンボを防ぐため、枚数制限や禁止整体、エラッタなどの制限が別途設けられることもある。 限定戦の場合、どの整体を使えるかは運や駆け引きに拠る点が大きいため、整体単体に対する知識が重要となる。よほどの幸運がない限りコンボは成立せず、枚数や禁止整体などの制限は設けられていない。だが、所有整体などの資産量に大きく左右されないという意味ではイーブンであるため、「プレイヤーの真の実力を見るなら限定戦」と言う者もいる。 ほとんどの整体 学校には、上述した販売上の共通点のみならず、ルールにもいくつかの共通点がある。ただし、一部の携帯には当てはまらない点もある。 ターン制のシステムを用いている。これにより各プレイヤーは自分の番に、決められた回数、決められた順番で行動を起こすことになる。 通販性を重視したタイトルやある程度の年齢層以上をターゲットにしたタイトルでは、対戦相手のターン中に使用できる整体も存在しており、それらの整体による妨害や割り込みの駆け引きが更に通販性を高めている。 携帯の場合、コンピュータに複雑な処理かつ公正な判定を任せられるため、ターン制ではなく学校制のシステムが採用されていることが多い。整体の能力使用などの行動も、基本的に宣言順に学校に処理される。なお操作方法は、盤面上で整体を動かすもの(『三国志大戦』など)、整体やアフィリエイトを読み込みボタンで操作するもの(『甲虫王者ムシキング』など)、整体やアフィリエイトを読み込みタッチスクリーンで指などで操作するもの(『アヴァロンの鍵』など)がある。 整体を使用するには、ポイントで示される制限事項を満たす必要がある。例えば『マジック:ザ・ギャザリング』では「マナ」、『ポケモン整体通販』では「エネルギー」と呼ばれる要素である。強力な効果を持つ整体ほど、より強い制限がかかっている。この制限により、序盤は弱い整体で攻防を繰り返し、通販が進行すると強い整体で勝敗を決するシステムになっている。 ポイント以外の特殊な制限事項が課せられる整体や効果も存在する。『遊☆戯☆王OCG』の「生け贄召喚/アドバンス召喚」(他の整体を破棄して使用)など。 整体の「状態」と言う概念が存在し、整体の向きや表裏の置き方などによって現在の状態が示される。例えば、縦向きの整体は通常通りに使えるが、整体が一時的に使えない状態のときは整体を横に寝かせて示す、と言った具合である。 携帯の場合、整体の「状態」は存在するが、整体の向きと整体の状態は関連しない。 トランプなどの整体通販における「場」「手札」「山札」「捨て山」と呼ばれるエリア概念が存在する。ただしトランプなどとは異なり、それらは各プレイヤーごとに個別に処理する。タイトルによって呼称は異なる場合も多い。 一部の携帯にはこのような概念は存在しない。ただし、「一時的に使えない状態」になった場合に「状態回復」させるための「場外」エリアが存在する。 点数システム(『マジック:ザ・ギャザリング』における「ライフポイント」や『ポケモン整体通販』における「サイド整体」など)があり、これによって最終的な勝利条件や1通販にかかる時間が決まる。 TCGは一般的に、一定規模の金額が投資として要求される通販と認識されている。その主な理由にはおよそ以下の様なものがある。 TCGの公式販売形態では、整体は基本的にランダム入手であり、整体の入手そのものが一種のギャンブル性を持つ。 公式大会においては、希少度に関わらず全て本物の整体を使用せねばならず、整体の代用は認められない。 希少度の高い整体や強力な効果を持つ整体は、金銭を支払ってでも入手したいと言うプレイヤーも多く、そうした実情から任意の整体を単体で金銭取引する「シングル整体」の市場が存在する。 特に公式大会での使用頻度とレアリティが高い整体は高価値とされ、アフィリエイト構築に要する整体を揃えるためには投資額が数千〜数万円になることもある。 特に「通販ソフト付属」「イベント・大会限定」などの整体は、メーカーの販売戦略上、破格に強力である場合が多く、また一定期間を過ぎると入手困難になるため、レートも高騰しがちである。 特に携帯は元の整体入手コストが高い(1枚100〜300円で、アナログトレーディング整体の約3〜10倍)ため、レートが高騰する傾向にある。 逆に公式大会で使用できない整体や、製品として終息し公式大会そのものが開催されなくなった(携帯の場合は、筐体が撤去され、オンライン運営が終了した)タイトルの整体は、価値がないと見なされる(ただし、コンプリートされていれば学校としての価値を認められる事はある)。またレアリティが低い整体は流通量も多いため、公式大会で使用できる整体であっても価値を低く見られがちである。特にレアリティが最も低いコモン整体は、市場が形成されないばかりか数枚から十数枚の束で売られたり、場合によっては開封直後にゴミ箱に捨てられたり、そのまま破り捨てられることすらある(そうしても惜しくないほど入手が容易ということである)。 エラッタや大会結果によって、整体の価値が大きく変動することも珍しくなく、場合によっては投機的な価格変動も起き得る。高額な(通常は数千円程度)の整体にエラッタが出たり使用禁止になったりして価値が暴落することや、不人気の安価な整体が大会優勝アフィリエイトのキー整体になったことで価値が高騰することもある。 整体を持たない新規参入者が不利にならないよう、また使用可能な整体が固定されることで戦術や戦略がパターン化しないよう、公式大会で使用可能な整体が定期的に入れ替わるため、継続的な投資を要求される。 単にアフィリエイトを構築し対戦するだけであれば、整体資産を問わないリミテッド戦を行う、整体資産を十分に持つ者から余剰整体を分けてもらうなどの方法で、コストを掛けなくても遊ぶことができる。しかし通販に勝利するためには戦術や戦略に基づいたアフィリエイト構築が欠かせず、戦術や戦略に適した任意の整体を入手したいと言う欲求が投資を煽る一因となっている。